
【限定公開】ちょっと待った!ビジネスに必要なのは分析よりも統計です。
間違っても、その状況で分析しないで下さい。
昔からよく言われることがあります。
それは、
「かりそめさんはいろいろ凄い分析されてますね!」
といったようなことです。
確かに分析はよくしますし、確認検証もしっかりやっています。
でも、分析することを何より最優先して、取り込んではいません。
ことビジネスに関しては。
ビジネスを新しく始める時に考えないといけないのは「潜在的ニーズ」です。
この潜在的ニーズ(まだ満たされていない欲求)は分析によっても、導き出せるんですが、結構外します。
確実に利益を上げるのであれば、分析に頼るよりも、統計で算出します。
「きっとあの人はこれ欲しがるよね」
ではなく
「人はこういうとき、こう行動するよね」
という人の「習性」を元にビジネスを当てはめていきます。
すると「売れない」という現象は防ぐことができます。
「お腹が減ったらご飯を食べる」
し
「雨降ったら傘をさす」
し
「汗をかいたらタオルで拭く」
ことをします。
私はビジネスを考えるとき「売れる前提」で行動します。
それは分析よりも統計を優先することによって、利益ありきでスタートさせることができるからです。
最近は心理学とか、マーケティングとか、SNS攻略とか、そういう分析系を勉強して、ビジネスを始める人が多いですが、利益が全く上がらない人がたくさんいるのはここが理由だと感じています。
分析に頼りすぎている。
四柱推命や占星術もそうですし、犯罪プロファイリングもまさになんですが、当たっている当たっていないで判断しがちな分野になっているんですけれども、これらがおおよそ当たっているのは分析ではなく統計だからです。
心理分析ができているという錯覚をしてしまうんですが、この日に生まれた人は、こんな人で、こういうことをする人はこういう性格でこういう習性があるということが、過去のデータから分かるということです。
だから、どれだけ当たっていても、特に驚くことでもなんでもないのです。
統計的に定まった公式に当てはめて、回答を出しているだけなので。
1+1=2
みたいに
2月1日生まれは=こんな人
って出てくるだけなんです。
「あなたは人を好きになるし、失敗すると落ち込むし、うまくいかないことがあると悩みますよね」
って言われても、別に驚きも面白みも何にもないと思うんですが、実際にはそれに近い形で行なわれている活動ということです。
カウンセラーとかも、クライアントが最初にチェックシートに記入した内容を見て、統計的にこういう心理状態の人であれば、この方法が解決できると伝えるだけで、言ってしまうと医者がやっていることもほとんどそうですよね。
症状を聞いて薬出すみたいな。
結果を早めたいなら分析よりもまず統計を重視。
多くの「対人の仕事」って、凄い分析力があって、心理を読むことに長けてないとできない内容だと思われがちですが、抽出した相手の情報を入力して出てくることを、その人の状況に合わせて伝えていることばかりなので、そんなに難しいことではなく、練習したら大抵の人はできるんです。
だから、占い系のビジネスについて相談をされたら、練習する場を多くすることと話しており、それなりの場数を踏むことができた人は、それなりの報酬を得られるようになっています。
本格的にAIが統計を支配する時代が来るまでは問題なくやっていけると感じています。
私自身、初めて会う人、コンサル依頼された人とは「統計」を第一に左脳を使ってどういう人かを把握しつつ接し、直感で相手の呼吸や、目の動き、振る舞いを元に自信がある部分、ない部分を細かく「分析」し、質問する内容を右脳で作っていきます。
統計、分析の両方をうまくフル活用して「自分にしかできない対応」を心がけています。
今回は、分析より統計を優先した方が、相手のことはよく分かるし、ビジネスもしやすいということをお話したのですが、ここでもう一歩突っ込んで、なぜそういうことになるのか?
「どうして私たちはすぐ統計より分析を優先してしまうのか?」
という点についてお話したいと思います。
おそらく今、停滞している人は、これが原因だと思うので、心して聞いてください。