
フリーランス1年目でも動画制作を受注できる理由。実際に公開したバンパー広告の結果も見せます。
こんにちわ。いとクニです。
・イラレ歴6000日
・動画制作とマーケティング
・企業サイトアクセス数の月平均アクセス数の10倍を5日で達成
・前職で編集部のAdobeアプリ教育と作業効率化を担当、繁忙期に残業100時間減らし、昨年対比150%の売上高の実績を達成
・「音と映像の会社」にデスクシェアしているフリーランス
趣味で始めた動画制作。
起業1年目で制作実力もまだまだですが、年間計画で参加させていただいているクライアントもあり、動画だけではなく、WEBデザインも担当させていただきました
では、なぜこんな僕でも仕事をいただけたのでしょうか?
19年間の印刷会社での経験。そしてフリーランスとして携わった仕事で得た動画広告をもとに、実際に請け負った仕事の具体的な数値を見せながらお伝えします(この記事はnoteの転載です)
※ここでお伝えするgoogle動画広告とは、Yotubeの動画広告です
具体的な手法の前に『企業の実情』から覚えてほしいです。
1)企業の実情
サイトを『運用』できていない企業は意外と多い
ほとんどの企業が自社のWEBサイトを持っています。
しかし実は、運用できていない企業は多いんです。
要因は色々ありますが、色々な社内の情報をお聞きして多かったことを2つご紹介します。
運用できていない要因:1
▶ WEBサイトを作った時点で満足してしまう
管理職が年配の方の場合、WEBサイトがあれば注文が大幅に増えると考えていることが多くみられました。
もちろんWEBサイトがあれば既存顧客からのアクセスはあるでしょうが、新規顧客にアクセスしてもらうための戦略としては全く足りていません。
アナリティクスを設定しているけど、見ていないという企業もちらほら。
運用できていない要因:2
▶ 人材不足(社内でなんとかしようという管理職の甘さ)
企業が最初に作るWEBサイトの多くは、コーポレートサイトです。
コーポレートサイトは情報量も多いため、サイト内のページ数も多くなります。当然費用もかかりますが、一番の原因は社内WEB担当者の負担が大きいということです。
私の経験上、WEB担当者と話して一番多かったのが、社内のIT担当は自分が抱えている通常業務に加えてITを兼務している人が多いことでした。
実際、私の前職ではシステム管理者はおらず、PCに詳しい営業職の社員がサーバーの管理役をしていました。年商50億の会社なのに…です。
相談を受けた建築関係の企業でも、WEB担当だった方が退職されて次に指名されたのは夕方まで現場に出てる職人さんでした。さすがに無理があるんじゃないか...と思った覚えがあります;
そういった時にいつもこう感じます。
もったいない!!
費用をかけた素敵なコンテンツを持っているのに活かしきれないのって、勿体ないと思いませんか?
企業でもコンテンツ運用がうまく機能できていないことがあるんです。それでは、企業も問題を抱えているということを頭に入れた状態で、本題に移ります。
2)私が仕事をいただけている理由
私が企業から広報の相談を受けた時に提案しているのが、
動画広告→WEBサイト(LP)→メイン動画+紙媒体のパッケージです。
では、パッケージ提案に持っていくにはどうするか?
①費用対効果を考えた提案
クライアントが悩んでいることで圧倒的に多いのが新規顧客の獲得です。
そこでまず必要なのはブランドの認知力を上げることです。
もちろん、これはどの企業も理解しているのですが、訴求方法を失敗している企業も少なくありません。
あたりまえのことですが、クライアント側は動画広告において
Google広告費 + 動画制作費
を支払うことになります。
内容にもよりますが、そんなに安い金額ではありませんよね。
そして、お金をいただく立場としてクライアントが価値を感じる結果を出すという責任もあります。
そこで、広告費の年間予算を聞き、どこにどう使うべきかを提案するようにしています。
動画作りたいって相談がきても、内容を聞いてみると動画じゃなくてLPとか紙媒体のほうが効果的だと思うときは、そのまま伝えます。
「動画作らないでほかのコンテンツにお金使いましょう」って。
事実、100万の予算で動画制作を頼みたいって相談されたとき、私に支払う動画制作費を50万に抑えて、Google広告費に50万使いましょうって言ったプロジェクトがあります。
あと、見積はできるだけ出さないようにしています。
予算を聞いて、その予算内で出来ることを提案するようにしています。
「もっと安くしてー」「いやん!」とかの駆け引きの時間がもったいなくないですか?
そもそも、信頼関係の構築って腹割って話したほうが良いと思ってます。
②既存コンテンツを活かす
私が企業に対して提案する内容の2つ目は、
クライアントの財産である『WEBサイト』『企業VP』『チラシ』などの既存コンテンツを活かすということです。
提案時にはクライアントのWEBサイトにアナリティクスが入っているかどうかをChromeの拡張機能などで事前に調べておいて、アナリティクスを設定していれば分析結果をもらうようにしています。
その分析結果を見ると、無駄なものや有効的なものが数値で見えてくるので提案時に企画が通りやすいです。
信頼されれば、アナリティクスの企業アカウントも教えていただけるようになります。こうなれば、不確実なプレゼンがなくなりますよね。
クライアントが作ってきたものは良いものも多く、それを有効利用することで必要なコンテンツのみに費用をかけることができます。
社内の事情を知ることで会社全体のコンサルもできるようになります。
3)Google動画広告を選ぶ理由
Google動画広告を進める大きな理由が2つあります。
1つ目はこれ。
自社コンテンツに関心のあるユーザーのみに広告を表示できる
ではこれからは、実際に建築系の動画広告で設定した画面を見ながら紹介します!オーディエンスの一部がこちら。
手当たり次第に足を運んでいく営業と、興味をもっている人に対する営業ではリターンの可能性は全く違いますよね? しかも24時間営業ですよ!
潜在顧客が見込み顧客に変わる可能性も高くなります。
他にも
●広告を表示させたいユーザーの年齢、性別や子供の有無、世帯収入の指定
●動画広告を流す地域を指定
のようなことができます。凄いですよね!!むしろ出来すぎて怖い!!
Google動画広告は日程も指定できるので、ユーザーがYotubeを見る確率が高い期間を指定しましょう!
狙うべき期間も、のちほど解説していきますす。
つまり、動画広告は
WEBサイトにアクセスしてもらうための最高のコンテンツなんです
これは既存のコンテンツ『WEBサイト』を活かすことに繋がります。
そして、アナリティクス分析ができます
これが本当に便利です。使わないと損します。
例えばこれ、
実際に私が四国4県をターゲット設定にした動画広告の『地域別分析結果』がこちら。