
中学英語赤点だった僕が外大を卒業し英語が話せるようになりTOEIC915点取得した方法
皆さん、こんにちわ、佐天(@saten3x)と申します。
英語をマスターしたい、話せるようになりたい!と言った方は無数にいると思います。
僕は大阪の外国語大学を卒業し、大学在住時にTOEFL580点を取得しアメリカに交換留学、帰国した際に受けたTOEICでリスニング満点を取りました。
今となっては英語が話せるようになり、映画なら字幕なしでもほとんど理解出来るようになりましたが、これまでにやってきた努力が無ければ英語が話せるようにはなっていなかったです。
今回は僕がいかにして英語が話せるようになり、読み書き出来るようになったかを中学生から社会人になるまでに実際に実践してきた事をご紹介し、英語学習の参考にして頂ければ幸いです。
この記事を読む事で英語が話せるようになるまで”どれほどの努力が必要か”、何をしたら英語学習のショートカットになるかが分かります。
✓英語40点の中学生時代
中学生になり、初めて受けた中間テストの英語の点数は40点でした。英単語や文法など全く理解出来ず、受動態が~ 過去分詞が~ と言われても一切理解出来ずに授業だけが進んでいき、全くもって授業スピードについていけませんでした。
その後の3年間も英語の成績は悪く、最大でも70点ぐらいの成績で英語は全然得意ではありませんでした。
しかしながら、中学3年生の時に入った”学習塾”で毎日英単語テストがありました。
単語テストに合格しなければ21:00に講義が終了した後に合格点を超えるまで居残りという罰ゲームが毎日ありました。遅いときで22:30とかもありました・・・
居残りをせずに早く家に帰りたいので、当時は必死に単語を勉強しました。
おかげで単語の意味を理解出来るようになり、少しですが英語の成績が伸びて、英文も単語だけである程度理解出来るようになりましたが、偏差値でいうと45ぐらいでした。
当時の英語の成績が悪かった原因が、単語は理解出来ても文法の問題になるとまったく答えが出てこなくて、何を空欄に埋めて良いかが分かりませんでした。
結局志望校であった公立の学校には不合格となり、私立の高校に通う事になりました。その私立高校は滑り止めで受験するので有名な私立高校で偏差値は50程度でした。
✓英語の成績が伸びた高校生時代
高校入学後は中学である程度英語の成績が伸びた事もあって、英語が若干ですが好きになってきました。
単語を暗記するとある程度ですが、英文が読めるようになり、何を書いているかが理解出来るようなったので楽しくなりました。
しかしながら”文法”に関しては中学に引き続きあまり理解出来ずに、先生が必死に受動態や過去分詞、現在完了などの”パワーワード”を使って解説してくれましたが、正直頭に入ってこず、単語だけ覚えて何とか定期テストは乗り切っていました。初めて受けた模試の英語の偏差値は50程度だったと思います。
ある事がきっかけで変わった
高校2年生になり、大学受験の事を考えて予備校の夏期講習に初めて参加しました。その時の講座名は30歳になった今でも覚えていて”7日間で英語長文が読めるようになる講座”といった名前でした。
当時の僕は単語を結構暗記していたので、ある程度は英文を読む事が出来ましたが、長い文章になると分からなくなる事が多かったです。
何故ならthatやwhat、thoseなどの接続詞、修飾語が出てきて、前の文章を説明する事が増えてきたからです。中学までのようにシンプルな文章が高校では出なくなります。
更にその授業を受ける前までは、誰もが学校で習うであろう英語の読み方を使い英文を読んでいました。
それは・・・
”英語は後ろから前に訳す”
多くの方がこのように習い、わざわざ後ろから前に英語を日本語に訳していたのではないでしょうか?
”7日間の長文読解の授業”で習ったことは先ほどの事とは全く逆で
”英語は前から順番に訳してく”
といった訳し方で、試しに読んでみると確かに読みやすくなりました。ただし”英単語”を暗記していないと、そもそもの単語の意味が理解出来ないので、単語の暗記は絶対に”必須”です。単語の意味を知らないと絶対に英語は読めませんし、話せません。
それを踏まえて、日本語を読むときと同じように、前から順序良く英語を読んでいけばどれだけ長い文章でも、ある程度は理解出来るようになります。
例えば:I rent a camera for shooting a bird.
前から純に訳していくと、
私は(I)
借りた(rent)
カメラ(a camera)
写すために(for shooting)
鳥を(a bird)
ボケとツッコミのような感じにしてみてください。
1.私は借りた (何を借りてん?)
2.カメラを (何のために?)
3.鳥の撮影の為に
と言った感じで単語さえ知っていれば、ボケとツッコミ翻訳法を使えばどれだけ長い文章でも前から1つづつ訳して行けば意味が理解出来るようになります。
高校で習う単語は極力全て暗記し、英文を前から順番に訳して、何が?どうなった?なんで?といったボケとツッコミ翻訳法を意識し、前から順序良く読めば英語長文は理解出来るようになります。
もちろん英語長文を大量に読んで長文に慣れる必要はあります。色々な文章を読んで長文読解に慣れてください。大学受験(TOEIC)ではスピードが求められるので毎日少しでも英語長文を読む事をオススメします!
長文はある程度読めても、”文法は苦手だよ”と言った方は多いと思います。
僕も文法は苦手で、先生が説明してくれても対して理解出来ませんでした。
しかし文法が苦手でも模試で学年1位を取ることが出来ました。その方法とは
”イディオム”を丸暗記する事です。
イディオムとは穴埋め問題で良く出題され、例えば参照する(refer to)と言った意味にするには括弧の中に何を入れるべきか? refer (???) といった具合の問題が大学入試では良く出てきます。
大学入試に出題されるレベルの問題は暗記すればだいたい答えが決まっています。なのでイディオム集を一冊買い、1冊全問正解出来るレベルまで何回も何回も勉強し、暗記すれば文法が苦手でも何とかなります。同じ問題集をひたすら暗記すれば、空欄を見ただけで答えが出てくるようになります。
暗記してから何故 to や for などが入るのかの仕組みもFORESTなどの文法書で理解すれば、文脈から判断が出来るようになるので、間違える事が少なくなるはずです。
このようにして暗記することで、少しでも英語の成績が上がれば、勉強するモチベーションも更に上がるので、もっと頑張ろうとなります。
これは社会人になってからも同じで、必死に勉強して良いTOEICスコアを取得し、前回よりも更に良い点を取る事を経験すれば、モチベーションがかなり上がります。
小さな成功体験を少しずつでも積み重ねて、モチベーションを維持しつつ勉強し、インプット・アウトプットする事がとても大事です。
個人的な考えですが、学んだ事を自分の言葉で誰かに説明することで、より一層自分の理解が深まります。なので勉強したらその内容を友達に教えてみてください。自分が理解していないと教えれない事を実感すると思います。
参考までに当時の僕が使っていた単語帳は
速読英単語 必修編
イディオム集は
Next Stageと即ゼミ
単語帳もイディオム集も紙が手垢で黒くなるまで、ひたすら繰り返し勉強しました。英語が好きだったので1日最低でも3時間は英語の勉強をしていた思い出があります。
大学受験で必死に勉強したからこそ英語の基礎が出来たのだなと実感します。この基礎があるかないかで、英語が話せるようになるスピードがだいぶ変わります。
残酷ですが、単語を知らないと長文は理解出来ないし、イディオムを知らないと穴埋め問題や文法問題で苦戦するので、この2つに関しては"暗記必須"です。
これは社会人の英語学習の人に対しても同じことで、英語を話したいのであれば大学受験レベルの単語集は全て暗記する必要があります。
TOEICの単語帳に出てくるような単語は日常会話で使わないですが、大学受験レベルの英単語はよく会話に出てきますので、覚えてください。
暗記さえしていれば後は実際に自分で使ってアウトプットし、慣れていくだけです。やはり使わないと忘れるので。
毎日英語を勉強し、少しづつ成績が良くなっていくのを実感し、模試で英語だけ偏差値70ぐらいを取得し、英語だけでいうと学年1位を取れました。
成績が上がることで段々と英語が好きになり、高校3年生の時に大学は外国語大学に行きたいなと思い、1日12時間ぐらい自習室にこもり必死に勉強し大阪にある外国語大学に入学しました。
そこで帰国子女の実力を見せつけられる事になるとは知らず・・・