
部下を育てるには「グッドコーチ」になろう スポーツコーチングの理論をビジネスに活用
後輩や部下に何かを指導する時、あなたは「コーチ」として指導できていますか?
この記事ではスポーツコーチングの理論を利用して、優秀な人材を育てる「グッドコーチ」になる方法を紹介します!
[記事の内容]1、「コーチング」と「ティーチング」の違い
2、グッドコーチに向けた7つの提言
3、PATROL
4、PMリーダーシップ
5、コーチングスタイル
「コーチング」と「ティーチング」の違い
指導方法として「コーチング」と「ティーチング」の2パターンが存在します。
ティーチング
対象者との関係…上下
課題の解決法…与える
対象者の行動…ティーチャーに依存
コミュニケーション…一方的
モチベーション…下がる
ティーチングは答え(知識やスキル)をそのまま「教える」ため、それを学ぶ時には効果的です。
しかしながらティーチングの対象者はその答えを受け取るだけなのでティーチャーを超えることが出来ません。
また、答えを受け取るだけの受動的なコミュニケーションに慣れてしまうと「指示待ち」状態になり、ティーチャーへの依存性が高まってしまいます。
コーチング
対象者との関係…対等
課題の解決法…相手から引き出す
対象者の行動…自発的、自律的
コミュニケーション…双方向
モチベーション…上がる
ティーチングに対してコーチングは対象者の能力を「引き出す」ことに重点を置いています。
コーチングは対象者を目的地まで導くことが1つのゴールです。
その過程で対象者が自ら考えて目的地までの行き方を決められる環境作りが重要
コーチとの会話の中で自ら考えて何かを発見することにより、自分の潜在能力の可能性を感じ、モチベーションの向上につながります!
優秀な後輩を育てるにはどちらの手法が良いと思いますか?
即効性があるのはティーチングかもしれませんが対象者の将来を考えるならコーチングが優れています。
(参照:株式会社 宙「ティーチングとコーチングの違い」)
グッドコーチに向けた7つの提言
グッドコーチ(良い指導者、良い上司)であるための7つの提言があります。
1、暴力やあらゆるハラスメントの根絶に全力を尽くしましょう
2、自らの「人間力」を高めましょう